とりあえず

とりあえず

居酒屋さんに行って最初に注文するものはビールと言う人も多いと思います。というよりか、80パーセント以上のお客さんがビールで始めるのではないでしょうか。そしてその注文方法は「とりあえずビール」がもはや定番となっているのではないでしょうか。

 

 

 

ただ単に「とりあえず」と言っただけで、店員さんもビールと理解してくれる暗黙の了解と言ったものが居酒屋さんにはあるのです。この居酒屋さんの慣用句でもある「とりあえずビール」は若い人には「とりビー」と略されているそうです。

 

しかし、ビールが好きでない人への強制とも捉えられかねないとして若者の間では「とりあえずビール」という言葉を使わない傾向にあるそうです。この「とりあえずビール」という慣用句ですが、ビール が大衆化して一般の飲み物として広まった高度経済成長期ごろから良く使われるようになったのです。

 

 

 

高度経済成長前までは熱燗が一般に良く飲まれるアルコールでしたが、お酒を温めなければならないため、提供に時間がかかっていました。しかし、ビールは熱燗に比べると短い時間で提供することができるため、宴会などの一番最初の乾杯にビールが飲まれるようになったのです。そのころから、とりあえずじゃあ初めの乾杯はビールで行きましょう。

 

 

 

という文章からだんだんと「とりあえずビール」になり、今では「とりビー」とまで略されるようになったのです。今ではカクテルなどの女性に良く好まれるお酒も居酒屋さんに置いてあるので、「とりあえずビール」の慣用句も古くなってしまったのかもしれ ません。